ボールトランスファーはレベル3の腹筋エクササイズです。
基本の動きはバランスボールのリレーですが、上半身は肩を床から離し、しっかり腹直筋を使うようにします。下半身は太ももの付け根(腸腰筋)を意識しましょう。
意外に手と足の動きを合わせるのが難しい方もいるかもしれません。
手足を伸ばした(バンザイ姿勢)とき、手足やボールは床につけないようにします。
また、このとき腰が反らないようにコアを締めて脊柱のニュートラルを保ってください。
5〜10回、2〜3セット
スティッククランチはレベル4の難しい腹筋エクササイズです。
今回はレギュラークランチ(肩を床から離す)をご紹介します。
スティックが足を越えるように体幹を屈曲させる。このとき足は画像のように折り畳んでおき、足や骨盤はあまり動かさないようにする。
10回3セットから始めてみましょう。
できなくても落ち込まないでください。レベル4ですから…(笑)
※「写真でわかるファンクショナルトレーニング」から引用
インバーテッドローはベンチプレスの逆の動きであり、引く動作で使われる肩甲骨内転筋や肩の筋が主に働く。
足をベンチの上に乗せ、ベンチプレスを行なうようにバーを握る。バーはスクワットラックにかけ、通常ベンチプレスを行なうときの高さに設定する。身体全体を真っ直ぐに固定した状態から胸をバーに引きつけていき、体勢を変えずに胸をバーにつける。
毎回、肘関節は完全伸展させ、身体が常に真っ直ぐな体勢をとっていることを確認する。
インバーテッドローは、頑強な選手でさえも屈辱的に感じるエクササイズである。選手は自分がほんの数回しかできないことに驚くであろう。
※「写真でわかるファンクショナルトレーニング」から引用
このシリーズはバランスと固有受容覚を向上させるエクササイズであるが、スタビライゼーションエクササイズでもあるため体幹のトレーニングに含まれる。
ニーリングシリーズの利点は、これらの動きによって鼠径部筋と体幹のスタビライザーをリンクできることである。このエクササイズは楽しく、取り組みがいがあり、さらにキャッチゲームへとプログレスできる。
動画ではメディシンボールを使ってキャッチゲームを行なっている。
※「写真で分かるファンクショナルトレーニング」から引用