【体内のグルコース(糖分)が細胞に取り込まれる仕組み】
①炭水化物(糖質)を食べると膵臓からインスリンが分泌される。
②インスリンが細胞の受容体と結合
③受容体からの指令により、細胞内の「グルット4」が細胞表面に出てくる。
※グルット4:グルコースを細胞内に運ぶ役割
④グルコースを細胞内へ運んで行く。
糖尿病は、このインスリンが分泌されなくなったり、効果が低下したりするものです。
インスリンの分泌や効果が低下していても筋トレ自体の刺激がグルット4への指令となり、細胞表面に出てきて、グルコースを細胞内に運んでいきます。
ただし、筋トレの効果は2日間しか持続せず、その効果もトレーニングした部位のみとなります。
したがって、1日おき(週3回)の筋トレを継続すれば、インスリンを注射しなくてもグルコースを細胞内に取り込むことができるのです。
また、筋トレした部位のグルット4の数が増えるので、より効果が高まります。